ニューヨークでもKondoするが共通語に!?
日本流ときめく片付けがブームに

「Kondo」する。
最近ニューヨークで耳にする新しい英語の造語です。
            
片付ける、整理整頓するという意味で使われる
「Kondo」とは日本で人気の片付けコンサルタント
「近藤麻理恵」さんからきています。
            
アメリカで昨年10月に出版された
彼女の著書
「The Life-Changing Magic of Tidying Up（人生がときめく 片付けの魔法）」は
30万部以上を売り上げ、
他の著書も出版が予定されているほどの人気ぶり。
ニューヨークタイムズやWSJといった
数多くのメディアでも取り上げられています。

            
ニューヨークでは小さいアパートに
多くのものを詰め込んで暮らしている人が多く、
シンプルにすっきり暮らしたいというのは
日本人と共通する願いです。
            
不要になったものを定期的に
リサイクルストアやチャリティに持っていく人も少なくありません。
            
そんなニューヨーカーたちに
近藤さんの片付けメソッドが受けたのは、
なんといってもその「ときめき」のコンセプト。
            
物やデータを片付けることが
心の整理につながるのはもちろんのこと、
本当に気に入った心がときめくものだけを
身の回りに置いておくことで
毎日の生活が特別なものになる…
            
そんなシンプルながらも力強いコンセプトが
広く受け入れられています。
            
ニューヨークには
「Container store （コンテイナーストア）」という、
収納用品専門のストアがあり、
引っ越しや部屋を改装する際には
皆そこに出かけて必要な収納グッズを購入します。
            
また無印良品のシンプルな収納製品もとても人気があります。
            
Facebookでも数多くの
Kondoグループが作られているそうですから、
SNSの宣伝などをうまく利用すれば、
日本発のユニークな収納グッズなども流行るのでは？
と個人的には思っています。
            
WSJでは、雑然とした生活の転換という
世界中の人々の価値観のシフトを
リードしているとも評された同書。
            
人間の根本に訴えかけるコンセプトは
国境に関係なく受け入れられると証明しています。
            
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