香港であの「おしん」が店名に?!
アラフォー以上の日本人なら誰でも知っている、
1980年代にNHK連続テレビ小説で放送された「おしん」は、
過去25年間で64ヶ国で放送されたという、
日本を代表するテレビドラマ。
どんな困難にも立ち向かい、
辛苦に耐えた女性の生涯を物語ったストーリーに
世界中の人が共感したようです。
東南アジアをはじめ、香港でも「おしん」は大人気。
香港では人気すぎて、なんと店名にまでなってしまうほど!
数年前から香港の街角でよく見かけるチェーン店の「759阿信屋」の
阿信は広東語ではアーシンと発音し、
あの「おしん」のことなのです。
759は親会社である
CE國際控股有限公司のビジネス証券コード。
2010年に第一号店がオープンした後
香港内に次々と展開し、
5年間で200店舗を超えるほどへと成長。
売っているものは日本のお菓子や麺類、飲料などの加工食品で
他のお店に比べてお値段が少しお安いのが人気の秘密。
日本の商品を日本と同じくらいの価格で
販売したいと考えたオーナーが、
流通コストを下げるため、
日本の問屋から直接仕入れているのがポイントだそう。
最近では台湾や韓国の商品も扱っていますが、
メインは日本のもの。
また日用品やコスメを扱う
姉妹店「kawaii land」もオープン後
順調に業績を伸ばし、現在は5店舗あります。
2015年6月からは日本のコンビニ事業のスタイルのように
あたたかい食品や出来立てのサンドイッチを販売し始めました。
我が家でも「たけのこの里」や
「どっさりフルーツゼリー」など
日本のお菓子を求めてよく利用しています。
毎回置いてあるお菓子が違うので、
子どもにとってはサプライズ感があっていいようです。
香港人のニーズをキャッチし、
香港制覇している「おしんや」、
この調子でいくと「おしん」のように
64ヶ国制覇する日がくるかもしれませんね。
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香港在住のトラベルライター/通訳
ある時は秘境の地、アフリカのサファリでカバウォッチング、
またある時はバリ島のリゾートでカクテルを飲んでいたり、
エレガントにパリで美術館巡りなど
子連れで世界のいたるところに出没中。
趣味はマラソン、ズンバ、イラスト画、ウクレレ
ブログ:http://ameblo.jp/miyukilynn/
ウェブサイト:http://www.aconnect.jp/
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