KUMAMON、香港上陸!
日本で大人気の熊本県のご当地キャラ
「くまモン」が初めて香港に上陸したのは
2014年1月に開催された香港ファッションウィーク。
熊本出身のデザイナーである
Atsuro Tayama氏のコレクションの応援にかけつけ、
香港の女優さんと一緒にランウェイを歩きました。
その後、香港の日系スーパーの熊本フェアのお手伝いをしたり、
お料理教室で熊本産のお米を使った寿司作りにかけつけたりと、
謙虚に一生懸命KUMAMONアピール。
2014年10月には日本式百貨店の「一田百貨(YATA)」に
熊本産をコンセプトにした「くまもとカフェ」がオープンしました。
お米、野菜、お肉など全て熊本産を使用したこのカフェでは
くまモンの形をしたハンバーガーや
くまモンの絵がついた食器などにお料理が盛られ、
店内くまモン一色。オープニング当日には
クマもんもウェイターさんとして働いていました。
かわいいキャラが好きな香港人女子やこどもたちは大喜び。
着々と確実に香港人のファンを増やしているくまモンはビジネスの達人。
2015年に入ってからは
さらに香港出張が多くなったくまモン。
毎年恒例で1月に開催される
約7万3千人のランナーが出場する香港国際マラソンでは
ランナーの補給食として給水ポイントに
熊本産のプライムトマトが配られました。
くまモンと記念撮影するランナーの姿も。
香港で一年のうちで一番賑やかな旧正月には
一田百貨の春節イベントに登場。
またイギリス植民地時代の名残で香港は
中国の祝日とイギリスの祝日を両方お祝いするのですが、
西洋の祝日である復活祭の最中には
チムサーチョイにあるショッピングモールでのイベントに
香港の歌手、シガ・リンさんと出場。
東洋と西洋のイベント両方に参加するくまモンは真の国際人!?
現在は香港内に380店舗ある
サークルK(OK便利店)の看板娘…ではなく、看板熊。
どのお店もドアからレジ横まで、
あちらこちらにくまモンのポスターやチラシが貼ってあり、
くまモンのポーチやトートバッグからお菓子なども
カウンターに並んでいます。
店内で支払う20香港ドルにつき1枚もらえるシールを12枚集めると、
金運、健康、恋愛運などのほか9種類ある、
くまモンのおまもりストラップがもらえるのです。
シールカードにはくまモンのオフィシャルサイトや
熊本の案内サイトも明記。
円安の影響もあり、
例年に比べ多くの香港人が日本へ旅行に行っていますが、
くまモンに会いに熊本に行く香港人も増えそうですね。
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香港在住のトラベルライター/通訳
ある時は秘境の地、アフリカのサファリでカバウォッチング、
またある時はバリ島のリゾートでカクテルを飲んでいたり、
エレガントにパリで美術館巡りなど
子連れで世界のいたるところに出没中。
趣味はマラソン、ズンバ、イラスト画、ウクレレ
ブログ:http://ameblo.jp/miyukilynn/
ウェブサイト:http://www.aconnect.jp/
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