パリのオーガニック文化
パリにはオーガニック製品が充実している。
既に何度もパリに来て、更にパリに住んでしまうと
オーガニック製品があるのは
当然のように感じてしまう今日この頃である。
しかし、日本から友人や家族が来ると、
このオーガニック製品が
生活に密着している状況に驚かれる。
まずはスーパーには当然のように
オーガニック専用のコーナーがある。
ひっそりとではなく、
野菜コーナー、ドリンクコーナー、お菓子コーナー、
オーガニックコーナーというように専用の棚があるのだ。
また、シャンプーやハンドクリームなどのコーナーにも
ほぼ確実にオーガニックコーナーがある。
パリにはそれだけではなく、
オーガニック専用のスーパーが何店舗もあるのだ。
徒歩五分圏内に二件あるというのも、もう普通である。
なので、オーガニック用品を買いに行く為に
わざわざ遠くのスーパーに行かなくてはいけないなんて事はないのである。
これはガイドブックにも登場する事があるが
ラスパイユという通りにはオーガニック専用のマルシェが開かれる。
旅行者にもパリジャンにも人気マルシェである。
普通品物よりは少し割高ではあるが、
日本よりは確実オーガニックでないものと
オーガニックのものとの差額は少ないように感じる。
健康思考でナチュラル思考の強いフランス人生活に
オーガニックはもう無くてはならない存在なのだと思う。