アメリカだけなく
パリでも話題のグルテンフリー
今年、パリに再渡仏をし、
新たに知ったのはグルテンフリーである。
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グルテンとは小麦、大麦、ライ麦などの
穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種である。
(wikipedia参照)
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そのグルテンを摂取する事で
アレルギーやセリアック病などが
引き起こされる事があると言われている。
日本にはあまり馴染みがないが、
パンが主食であるフランス人にとって、
小麦粉を使う料理が食べれない
という事がどんなに辛い事だろうか。
そんな中、パリにグルテンを使わないという
レストランやカフェが出来ていた。
一つは「NOGLU」という
まさにノーグルテンを略した店名だ。
パンやケーキも本当にグルテンが入ってないのか不思議なくらい、
グルテンありのものと変わらない味だ。
店内はフランス人以外にも
海外からの人達で賑わいをみせている。
またこの店はラクトース(乳糖)を使わない料理も提供している。
近頃はセレブの中でグルテンフリーのダイエットが人気のようだ。
その為、アレルギーの人だけでなく
健康思考が強いパリジャンに人気なのだろう。
因みにこちらのシェフはなんと日本人である。
パリでこのようなスタイルのお店で
フランス人に人気の味を提供している日本人がいる事を誇りに思う。
二つ目はオーガニックとグルテンフリーが
コンセプトのカフェである。
オシャレに敏感なパリジェンヌが集まるマレ地区にある。
日曜日も営業している為、
オシャレな若者が気軽にお茶やランチをしている姿が目立つ。
上記の二店舗はグルテンフリー掲げている店であるが、
グルテンフリーを掲げてなくても、
グルテンフリーのメニューがあるレストランも目立つようになってきた。
特にホテルにあるレストランには
殆どグルテンフリーのメニューが用意されている。
先日、安倍総理が来仏した時に宿泊されていた
パラスホテル、ロワイヤルモンソーにある一つ星レストラン「cuisine」。
こちらにもグルテンなしの料理が用意されていた。
パリで流行ると世界に流行するとよく言われている。
パリにグルテンなしの醤油が既に売られていた。
この、グルテンフリー、いよいよ世界に広まる気がする。