パリでお好み焼き
近頃、パリの日本食として
人気になりつつあるのがお好み焼きである。
パリのお洒落なスポットとして
近年人気になりつつあるエリア
北マレ(日本でいうと南青山辺りといべきだろうか)にも
人気のお好み焼き屋さんがある。
「おこむす」という店名で
ハイセンスでお洒落なスポットらしいく、
内装やお皿もモダンである。
中でも、
ardoise(フランス語でアードワーズと発音し英語ではスレートと言われる)
という屋根などに使われてきた粘板岩を薄く削って
板状にしたもので出来たお皿に
盛り付けられたお好み焼きは
フランス人だけでなく日本人にも感動を与える。
この、ardoiseというお皿は
パリのフレンチレストランで
アミューズブッシュという付け出し用に盛り付けられたり、
チーズやハムを盛り付けるのによく使われている。
そのお皿をお好み焼き用に使うとは
なんともモダンな演出である。
気になる値段はというと、
トッピングにより上下するが
お好み焼き一皿17ユーロから20ユーロ前後である。
お好み焼きをワインと共に頂く新しい習慣が生まれつつある。
一方、以前からお好み焼きを出している
AKIという和食屋さんがオペラ地区にもある。
こちらは、お好み焼きに
お味噌汁とサラダがついたセットメニューで
14ユーロ程である。
この界隈の、うどんセット、カツ丼セットなど
日本食のセットメニュー大体この値段である。
また、こちらのレストランでは
お好み焼きの持ち帰りも出来るので、
食事時には持ち帰りをする人と
店内で食事をする人で賑わいを見せている。
フレンチにはガレットという
そば粉で出来たクレープがある。
ガレットには生ハムやチーズ、卵などが入っていて
フランス人達の好きな食べ物の一つである。
生地に様々な具が入っているという事が
お好み焼きガレットに共通しているからか、
お好み焼の説明をする時に
ガレットのようなものだと言うと大抵納得してくれる。
パリでブームになりつつあるお好み焼き。
今年もまた一件、atsuatsuという
新しいお好み焼き屋さんが
パリ市内に新しくオープンしたそうである。
—————————————————-
—————————————————-